エアコン工事費込みの相場ってどれくらい？安くするためのポイントとは

こんにちは。和光市に拠点を持つエアコン工事業者株式会社ZERO‘neです。

エアコンの購入際には「エアコン工事費込み」の価格設定を目にする事が多いかと思いますが、実際の相場について気になる方も多いと思います。エアコン工事費はエアコンのサイズ等によって費用が変わる他、追加工事が発生する事で予想以上に費用がかかる場合もあります。そこで今回はエアコン工事費込みの相場や追加費用が発生するケース、またできるだけコストを抑える方法について詳しくお話させて頂きます。

・6畳用エアコンの工事費相場：約50,000円～約70,000円

6畳用のエアコンの工事費の相場はエアコン代込で約50,000円～約70,000円が相場です。ただ追加工事が発生すると相場よりも高くなる可能性があります。標準工事に含む工事は業者によっても異なるため、依頼前によく確認することをおすすめします。

・8畳用エアコンの工事費相場：約60,000円～約80,000円

8畳用のエアコンは6畳用よりも若干価格が高くなり、約60,000円～約80,000円が相場です。機能が多いモデル等、高性能なモデルを選ぶと本体価格が上がりやすく、工事費込みの価格も高くなります。

・10畳用エアコンの工事費相場：約60,000円～約100,000円

10畳用のエアコンはパワーが必要なため、6畳・8畳用よりも価格が上がります。工事費込みで約60,000円～約100,000円が相場であり、選ぶエアコンによっては100,000円を超えるケースもあります。

・12畳用エアコンの工事費相場：100,000円～

12畳以上の広い部屋向けのエアコンは本体価格も高いため工事費込みで100,000円を超える事が多いです。省エネ性能や機能性を重視したハイグレードなモデルを選ぶとより費用も高くなります。

・穴あけが必要（コンクリート壁など、木造以外の壁の場合）

エアコンの配管を通すための穴がない場合は新たに穴あけ工事が必要となり、追加費用が必要になります。特にコンクリートや鉄筋の壁といった木造以外の壁の場合は穴あけにかかる費用が高くなる傾向があります。一般的に木造の穴あけ費用は数千円程度ですが、コンクリート壁の場合には1万円以上かかる場合もあります。

・石綿調査が必要

築年数の古い建物ではエアコン工事の際に石綿の有無を調査しなければならない場合があります。石綿の調査が必要となる場合、調査費用が追加で必要となります。この調査費用は数万円かかる事があり、エアコン工事費にかかる費用を大幅に上げてしまう要因になります。

・エアコン専用のコンセント増設が必要

エアコンは消費電力が大きいため専用のコンセントが必要です。もしエアコンを新設する当でエアコン専用の電源が無い場合には配線工事等が必要となり、追加費用がかかります。

・化粧カバーの取り付けをする場合

配管を美しく仕上げたり耐久性を上げるために化粧カバーを取り付ける事がありますが、化粧カバーの取り付けは標準工事には含まれていない事が多く、追加費用がかかる事があります。特に屋外用の化粧カバーは配線の劣化を防ぐ役割もあるため、選択する方も多いです。

・室外機を特殊設置する場合

室外機を通常の地面やベランダではなく壁面等特殊な場所に設置する場合には追加費用が発生します。

・真空引きが標準工事に含まれていない場合

エアコンを使用するためには真空引きという作業が必要ですが、業者によってはこれが標準工事ひ含まれていない場合があります。そうした場合には真空引きのために追加費用がかかります。

・繁忙期を避けて依頼する

エアコン工事費は急に暑くなってくる6月～8月や急に寒くなる12月～2月が繁忙期であり、料金が高騰しやすくなります。この時期は工事の予約も取りにくいため、春や秋のオフシーズンに工事を依頼するのがおすすめです。

・複数業者から見積もりを取る

エアコン工事にかかる費用は業者によって異なります。そのため複数の業者から見積もりを取り、価格を比較検討する事が大切です。通常工事に含まれている作業や追加工事にかかる費用も業者によって異なる事があるため、詳細な見積もりを依頼して適正価格で工事を依頼するようにしましょう。

エアコン工事費込みの相場は、6畳用で約50,000円～約70,000円ほど。ただし追加工事が必要になると費用が高くなる事がある点には注意が必要です。適正な価格でエアコンを設置するためには必ず相見積もりを行い、比較検討して業者を選ぶ事をおすすめします。