アスベストの調査は必要?エアコン工事をおこなうときの注意点
2024/12/27
こんにちは!株式会社ZERO'neです。私たちは埼玉県和光市に拠点を構え、多様なニーズに対応した一人一人の生活スタイルや住環境に合わせた提案をおこなうことを目標としています。本日は、エアコン工事をおこなうときのアスベスト調査の重要性についてお話していきます。アスベストは2006年9月から製造、輸入、使用が禁止されており、それ以前に着工された建築物に関してはエアコン工事などをおこなう前にアスベストが使用されていないかの確認をすることなどが法令で定められています。ここではアスベスト調査が必要になるケースや工事をおこなうときの注意点などについて紹介していきます。
目次
アスベスト調査が必要な理由
アスベストは肺がんなどの健康被害を引き起こす可能性があることが判明したために、2006年9月1日に全面的に製造や輸入、使用が禁止されました。アスベストは肉眼では見えないほど繊維が細かく飛散しやすいため、気づかないうちに吸い込んでしまうことで健康被害を起こしてしまうのです断熱材などに使用されている吹き付けアスベストと呼ばれるものは、特に飛散しやすいと言われているため注意が必要です。そのためアスベストが使用されている建物で何も対策をせずに工事をすると、アスベストが飛散してしまい作業者や近隣住民に健康被害を与えしまうことに繋がりかねません。こうした事態を防ぐためにも、事前に調査することが重要とされています。
エアコン工事でアスベスト調査が必要な場合
古い建物や古いエアコンにはアスベストが含まれている可能性があり、特にエアコンの配管や断熱材などにはアスベスト製品が使用されていることが多くあります。そのためエアコンの取り付けや取り外し、移設などをおこなう場合には、アスベスト調査が必要となってきます。
エアコン工事でアスベスト調査が不要な場合
2006年9月1日にアスベストの製造や輸入、使用が禁止されたため、それ以降に着工された建物に関しては調査する必要はないとされています。また既存の配管用の穴を使用する場合や、室外機の設置や交換のみをおこなう場合には壁や天井に穴をあけることがないため事前調査は不要となります。しかし設計図書や契約書等で着工日が確認できない場合や過去の増改築履歴によってアスベスト含有建材が使用された可能性がある場合などには、事前調査が必要とされることがあるため注意が必要です。
アスベスト調査の内容
アスベストの事前調査を依頼する場合には、建築確認済証や設計図書などの書類が必要となってきます。アスベスト調査は、まず事前調査によって石綿含有建材を使用している可能性があるかということを判断します。この事前調査で石綿含有建材を使用している可能性が高いと判断された場合には、採取した試料を分析してアスベストの種類や含有量を調らべる分析調査をおこないます。これらの調査結果をもとに、石綿含有建材の除去や封じ込め工事などの対策工事の有無について判断していきます。
まとめ
エアコン工事をおこなうときのアスベスト調査の重要性についてお話させていただきました。2006年9月1日以前に着工された建物に関しては、アスベスト調査をおこなうことが義務付けられています。アスベストは健康被害が報告されているため使用が禁止されていますが、禁止される以前に着工された建物には使用されていることも多く、飛散しやすいために工事によって作業者や近隣住民に健康被害を与えてしまうリスクがあります。そのため、アスベスト調査をすることが重要なのです。調査を依頼する場合には建築確認済証などの書類が必要となってくるため、必要な書類について確認しておくと良いでしょう。
----------------------------------------------------------------------
株式会社ZERO‘ne
住所 : 埼玉県和光市白子1-28-1
電話番号 :
080-4243-7533
----------------------------------------------------------------------